ブダペスト滞在記2022
そもそも
2022年9月にブダペストに滞在した時の様子。
ブダペストはドナウ川流域に位置するハンガリーの首都。人口は約175万人。東京23区と同様に23の行政区画に分けられている。1873年に「オーブダ」「ブダ」「ペシュト(ペスト)」の3地区が統合されてブダペストが成立し、それ以降アンドラーシ通りや地下鉄の建設など近代的な都市計画が進められた。第二次世界大戦で大きな被害を受けたため、戦後に再建した建造物が多い。市内各所が「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」として世界遺産に登録されている。
スピンオフ
ブダペストに到着
クラクフから飛行機に乗ってブダペストに到着。空港から乗合タクシーみたいなサービスを利用して市街地へ。市街地に到着したのは18時頃。
宿泊地
宿泊地は年季の入ったボロい建物を改装したアパートの一室。建物に入ると鉄格子が2枚あり、暗証番号を押すと開錠ブザーが鳴るので、ブザーが鳴っている約5秒間で鉄格子2枚を通り抜けないと最初からやり直しになるSASUKEみたいなシステム。部屋の前にも鉄格子が1枚ある。
シングルルームを予約したのだが、部屋に入ると小学校の教室ぐらい広くてベッドも3台に4人掛けの食卓が置いてあった。予約アプリで改めて確認するも写真と全然違う。しかもバルコニーからは大聖堂を目の前にした絶景が見える。謎だ。
ズリーニ通り
大聖堂正面からドナウ川に向かって西に伸びる通り。
ドナウ川(夕暮れ)
夕暮れ時のドナウ川。対岸にブダ城を望む。
セーチェーニ鎖橋は残念ながら工事中だった。
ペスト地区(夜)
ドナウ川東岸に広がるペスト地区の夜の街並み。
アンドラーシ通りにあるハンガリー国立歌劇場。
ライトアップされた聖イシュトヴァーン大聖堂。
聖イシュトヴァーン大聖堂
19-20世紀に新古典主義様式で建てられたブダペストの司教座聖堂。聖イシュトヴァーンは初代ハンガリー王のことで、彼の父がマジャル人へのキリスト教布教を積極的に行なったとされる。
壮麗な装飾が施された内部。
ペスト地区(昼)
ヴァーツィ通り
多くのお店が軒を連ねるショッピング通り。
ブダペスト中央広場
クリスマスマーケットが有名。
エルジェーベト公園
マクドナルド
プダペスト西駅にある世界一美しいと称されるマクドナルド。
自由広場
土曜日の夕方に行ったらビールフェスが開催されていた。
ユダヤ人居住区
戦前まで多くのユダヤ人が居住していた地区。
Szimpla Kert
2000年代から街に増え始めたという廃墟を利用したバー。日曜日の午後はファーマーズマーケットが開催されていた。
ドナウ川
第二次世界大戦前にドナウ川に架かっていた橋は戦中に全て爆破されたので、現在架かっている橋は全て戦後に建設されたもの。
自由橋
左奥に見えるのはブダ地区にあるゲッレールトの丘。
ブダペストは交通機関が割と発達していて、トラムも高頻度で周回してて便利だった。
エルジェーベト橋
エルジェーベト橋のライトアップ事業は日本とハンガリーの国交回復50周年にあたる2009年に日本の資金協力で実現したらしい。
夜景
ペスト地区から眺めた夜のドナウ川。
マルギット島
ちょっと北の方にあるドナウ川の中洲マルギット島へ。
マルギット橋の上。
マルギット島は整備された緑豊かな公園になっていた。噴水ショーを楽しむ人々。
ブダペスト中央市場
自由橋の東側にあるブダペスト最大の市場。
1階には食料品店、2階には工芸品や飲食店が並ぶ。
天井が高くてかなり広い。
市民公園
1896年にハンガリー建国1000年(アールパード率いるマジャル人がこの地域に定住した年から起算)を記念した博覧会に向けて整備された公園。公園内には城や温泉など様々な施設が一堂に会している。
英雄広場
市民公園の入口にある英雄広場。歴代のハンガリー王や部族長などの像が並ぶ。
右上に気球が浮いてて、左下で太極拳やってた。
庭園
天国を再現したんかっていうぐらい穏やかで美しい庭園。
ヴァイダフニャド城
建国1000年を記念して、ルーマニアのフネドアラにあるコービン城を模倣して建てられた城風の建物。
セーチェーニ温泉
1913年に完成したヨーロッパ最大級の温泉施設。ブダペストで温泉文化が栄えてるのは、元々温泉好きのローマ人が街を築いたことと、オスマン帝国統治時代にトルコ風呂(ハマム)の文化と技術が伝えられたことに由来するっぽい。
まさにテルマエ・ロマエの世界観を味わえる内部。
地下鉄
ロンドンとイスタンブールに続いて1896年に世界で3番目に開通した地下鉄。往時の雰囲気が残る地下鉄1号線の構内。
リスト・フェレンツ国際空港
空港がやたら近代的で綺麗だった。公共施設の綺麗さは西欧諸国に圧勝してる。