ヴェネツィア滞在記2022
そもそも
2022年7月にヴェネツィアに滞在した時の様子。
ヴェネツィアは、ヴェネツィア湾にできた潟(ラグーナ)の上に築かれた水上都市でヴェネト州の州都。人口は約26万人。「アドリア海の女王」「水の都」などの異名をもつ。街全体が世界遺産に登録されている。潟の泥土に5〜10mの唐松材の杭を大量に打ち込んでその上に石材を敷くことで基礎土台をつくっている。
スピンオフ
街の様子(昼)
宿の部屋からの眺め。ヴェネツィアはつくられた中世ではなくリアル中世という感じがする。
ヴァポレット(水上バス)の駅。乗り放題券を購入して頻繁に利用した。
年季の入った建物と杭とゴンドラ。
ジュデッカ運河に浮かぶゴンドラたち。正面遠くに見えるのはサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂。
500年前から変わってなさそうな干し方の洗濯物。
街のあちこちに小ぶりな橋が架かっている。
ボートやゴンドラがいたるところに水上駐舟してある。
左右に歩道がない運河もある。
街中に細い路地が張り巡らされていて、まさにドラクエのダンジョン。マップが無ければ即迷う。
様々な業者の様々なデザインやサイズの船々が行き交う。
路地を数分歩くごとにちょっとした広場に出る。それもまたダンジョンっぽい。
この世の楽園でも描いたんか。
海まで徒歩3秒の夢のマイホーム。いかがですか。
やっぱりあった高床式住宅。
潮風を浴びる犬。置物ではなかった。
街の様子(夜)
夜12時頃。レイトン教授に出会えそう。
教会前の薄暗い広場。ちょっと怖い。
街灯が映える。
仕事終わりのゴンドラかな。
日本の神社にありそうな謎のオブジェ。これが一番怖い。
夜はさらにリアルダンジョンだった。
リアルト橋
カナル・グランデに架かる4つの橋のうちの一つ。16世紀末頃に建設された最も古く最も有名な橋。
リアルト橋の上から眺めるカナル・グランデ。
辺りは観光客で賑わっている。
アカデミア橋
カナル・グランデに架かる4つの橋のうちの一つ。アカデミア美術館の目の前にある。19世紀オーストリア・ハプスブルク帝国時代に(カナル・グランデに架かる橋としては)リアルト橋に次ぐ2つ目の橋として開通した。現在のアカデミア橋は1933年に再建されたもの。
アカデミア橋の上から眺めるカナル・グランデ。昼の様子。
夜の様子。
スカルツィ橋
カナル・グランデに架かる4つの橋のうちの一つ。ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅を出てすぐ左手にある。19世紀オーストリア・ハプスブルク帝国時代に(カナル・グランデに架かる橋としては)3つ目の橋として開通した。現在のスカルツィ橋は1934年に再建されたもの。
スカルツィ橋の上から眺めるカナル・グランデ。夜の様子。
コスティトゥツィオーネ橋
カナル・グランデに架かる4つの橋のうちの一つ。ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅を出てすぐ右手にある。2008年に(カナル・グランデに架かる橋としては)4つ目の橋として開通した。 (By Christoph Radtke - Own work, CC BY 3.0)
アルセナーレ・ディ・ヴェネツィア(旧造船所)
13世紀から14世紀にかけて建設された造船所の旧跡。現在もイタリア海軍の管理下にある。
造船所なだけあって幅広い運河によって海と繋がっている。奥に見えるのが造船所の入口。
造船所の入口。かっこいい。
まさに『ONE PIECE』に登場するガレーラカンパニー。
Squero di San Trovaso(造ゴンドラ所)
ヴェネツィア中の運河を縦横無尽に航行するゴンドラを製造する場所。
この一角だけ時が止まっている雰囲気を感じた。
ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅(中央駅)
ヴェネツィアの中央駅。このシンプルなプラットフォームがいい。
長距離列車に乗ってミラノへ向かう。
参考書籍
海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(上)―塩野七生ルネサンス著作集4