サン・ジョルジョ・マッジョーレに巡礼してきた
そもそも
ヴェネツィア滞在記2022のスピンオフ。
ヴェネツィア本島のサン・マルコ広場の対岸にあるサン・ジョルジョ・マッジョーレ島のサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂に巡礼してきた話。『ジョジョの奇妙な冒険 第5部』の舞台としても知られる。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂
16世紀に建築家アンドレーア・パッラーディオによって建てられたベネディクト会の聖堂(それ以前の歴史は8世紀に遡る)。
対岸から眺めるサン・ジョルジョ・マッジョーレ。
ヴァポレット(水上バス)から眺めるサン・ジョルジョ・マッジョーレ。
聖堂のデッサンをする人々。ジョジョではブチャラティたちが舟をつけて話し合いをしていた辺り。あのカンパニーレ(鐘塔)にボスが待っていた。
古典主義的な聖堂正面。神々しい。
ルネサンス様式の広々とした内部。観光客は少なめ。
柱とアーチで構成されたシンプルなつくりが個人的に好み。
祭壇の壁に飾られているのは、ヴェネツィア派画家ティントレットの『砂漠のユダヤ人』。こういう絵はやはり教会に飾られてこそしっくりくる。ここが本来あるべき場所だ。
その反対側の壁に飾られているのは同じくティントレットの『最後の晩餐』。ティントレットの『最後の晩餐』は異なる構図のものが複数存在する。
迫力満点のクワイヤ(聖歌隊席)。一瞬どこにいるのか分からなくなる。
カンパニーレ(鐘塔)に登る。島の大部分が教会施設なのが分かる。
弧状に連なるジュデッカ島を一望。美しすぎる。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂越しのヴェネツィア本島。白いドームはサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂。
大小様々な船が航行するジュデッカ運河と、その向こう側に見えるサン・マルコ広場。
参考書籍
海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年(上)―塩野七生ルネサンス著作集4