ヴィシェフラドに行ってきた
そもそも
プラハ滞在記2022のスピンオフ。
ヴィシェフラドは10世紀以前に遡る歴史をもつ、プラハ市街地の南にあるかつての要塞で、チェコまたはプラハにまつわる数々の伝説の舞台となる。11世紀プラハ司教になった弟と対立関係にあったヴラチスラフ2世が、政治的・宗教的に対抗するためにヴィシェフラドに宮廷を移して聖堂や教会を建設した。15世紀のフス戦争では、カトリック側の重要な拠点となったため、プロテスタント側との戦闘の舞台となった。
入口
まさに要塞の入口。ドラクエのダンジョンみたい。
ダンジョンを抜けると、立派なレオポルドヴァ門がお出迎え。
聖マルティンのロタンダ
11世紀にヴラチスラフ2世によって建てられたロマネスク様式のロタンダ。現在の建物は19世紀に再建されたもの。
窓枠の右側にめり込んだ砲弾は、七年戦争中のプラハ包囲戦を記念したもの。
聖ペテロ聖パウロ聖堂
11世紀にヴラチスラフ2世によって建てられた聖堂。現在の建物は19〜20世紀にネオゴシック様式で再建されたもの。
アール・ヌーヴォー様式で彩られた美しい内部。
神秘的で落ち着いた雰囲気に包まれる。プラハ市街中心地に比べると人も一段と少ない。
ヴルタヴァ川
さすが要塞だけあって、見晴らしが抜群。
北の方角にはプラハ旧市街とプラハ城が見える。