ミラノで教会巡り
そもそも
ミラノ滞在記2022のスピンオフ。
ミラノで教会を巡った話。ミラノはローマ帝国時代にメディオラヌムという名で属州の州都や西ローマ帝国の首都だった歴史があり、ローマ帝国時代に遡る歴史をもつ古い教会がたくさん見られる。ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)は本編にて。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
言わずと知れたレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』がある15世紀後半に完成した教会。世界遺産に登録されている。『最後の晩餐』を見学するのに予約が必要で、その予約も数ヶ月前にすでに埋まってしまったらしい。恐るべき人気。数ヶ月前にはまだイタリアに来ることさえ決めていなかった私には無理な話だった。
特徴的なデザインのアプス。
サン・フェデレ教会
16世紀に建てられ19世紀に再建されたイエズス会の教会。ドゥオーモのすぐ近くにある。
教会前の広場にある銅像はイタリアの詩人アレッサンドロ・マンゾーニ。サン・フェデレ教会で転倒したのが原因で亡くなったという。
Basilica di Sant'Ambrogio
ローマ帝国時代に遡る歴史をもつ、ミラノで最も古い教会の一つ。現在の建物は11世紀に再建されたもの。
教会正面に回廊が連なる特徴的な外観。
ロマネスク様式と初期ゴシック様式が混在する内部。
サン・ロレンツォ聖堂
ローマ帝国時代に遡る歴史をもつ、ミラノで最も古い教会の一つ。現在の建物は後に再建されたもの。
教会の正面にローマ帝国時代の石柱がしっかり残っている。
Basilica di Sant'Eustorgio
ローマ帝国時代に遡る歴史をもつ、ミラノで最も古い教会の一つ。現在の建物は後に再建されたもの。
サン・チェルソ教会
ローマ帝国時代に遡る歴史をもつ、ミラノで最も古い教会の一つ。現在の建物は11世紀に再建されたもの。
Santuario di Santa Maria dei Miracoli presso San Celso
15-16世紀に建てられたルネサンス様式の教会。前述のサン・チェルソ教会に隣接している。
内部身廊。美しい天井装飾。
Basilica di Sant'Eufemia
ローマ帝国時代に遡る歴史をもつとされる教会。現在の建物は後に再建されたもの。訪れた時には閉まっていて入れなかった。
サン・ステファノ・マッジョーレ聖堂
ローマ帝国時代に遡る歴史をもつとされる聖堂。現在の建物は後に再建されたもの。
サン・ベルナルディーノ・アッレ・オッサ教会
リアルな人骨が壁を埋め尽くす納骨堂を備える教会。前述のサン・ステファノ・マッジョーレ聖堂に隣接している。人骨だらけなのは、この辺りが元々病院や墓地だったことに由来する。
シャーマンキングのファウストⅧ世を思い出す。
サン・シンプリチャーノ聖堂
ローマ帝国時代に遡る歴史をもつとされる聖堂。現在の建物は後に再建されたもの。
内部身廊。主祭壇のフレスコ画はルネサンス期の画家アンブロージョ・ベルゴニョーネの『聖母戴冠』。
サン・マルコ教区教会
13世紀に遡る歴史をもつ教会。
サンタ・マリア・デル・カルミネ教会
15世紀に建てられた教会。スフォルツェスコ城の東にある。
サンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会
ドゥオーモ広場の近くのショッピング街トリノ通りから一本入ったところにある教会。
奥に見える祭壇の天井は奥行きがあるかのように錯覚させる描き方をしている。
サン・バビラ聖堂
15世紀に建てられた聖堂。現在の建物は後に再建されたもの。