イズミル考古学博物館に行ってきた
そもそも
イズミル滞在記2022のスピンオフ。
イズミル考古学博物館は、古代ギリシャ時代のイオニア地方諸都市で出土した遺物を主に展示する博物館。元々ギリシャ正教会だった建物を利用して1927年に開館した。
イズミル考古学博物館
博物館は緑豊かな文化公園の敷地内にある。
来館者は自分以外に2組ぐらいしかいなくてほぼ貸切状態だった。
玄関ホール。中央にあるのはイオニア地方の古代都市クラロスで出土したホメロス像(紀元前6世紀頃)。両端にあるのはアルカイック期のライオン像(紀元前6世紀頃)。
イズミル近郊にあるベレヴィの霊廟から出土した一対のグリフォン像(紀元前3世紀頃)
同じくベレヴィの霊廟から出土した彫刻群。
イオニア地方の中心都市ミレトスの劇場から出土したレリーフ群。紀元前6世紀頃にミレトスで万物の根源(アルケー)を究明しようとした自然哲学者タレス、アナクシマンドロス、アナクシメネスはミレトス学派と呼ばれる。
ローマ帝国時代の剣闘士のレリーフ
スミルナのアゴラから出土したデーメーテール・ポセイドン・アルテミスの像(紀元前2世紀頃)
石棺(2世紀頃)
ギリシャ神話に登場する海神オーケアノスの像(2世紀頃)
ヘレニズム時代の女性像
ヘレニズム時代の男性像
コレー(アルカイック期の若い女性像)
クーロス(アルカイック期の裸の若い男性像)
マッシュルーム型の柱頭(紀元前6世紀頃)