トレド大聖堂が大迫力だった
そもそも
トレド滞在記2022のスピンオフ。
トレド大聖堂は13世紀前半カスティーリャ王フェルナンド3世時代に建設が始まり、15世紀末カトリック両王時代に完成したゴシック様式の大聖堂。ムデハル様式も随所に見られる。トレド大司教は伝統的にスペイン・カトリック教会で最も権威がある(首座大司教)とされている。
ファサード
ファサードと免罪の門。
内部
リブ・ヴォールトを備えた高い天井にステンドグラス。典型的なゴシック様式の内部。
聖クリストファーを描いた壁画。
バラ窓とパイプオルガン。装飾半端ない。
主祭壇
キリストの生涯を表現した20場面のレリーフが施された主祭壇。どーなってんの。
クワイヤ
主祭壇の対面にあるクワイヤ。椅子一つ一つに異なる彫刻が施されている。
トラスパレンテ
主祭壇の裏側にあるトラスパレンテ。18世紀前半にバロック彫刻家ナルシソ・トメによって制作されたチュリゲラ様式の彫刻。チュリゲラ様式は17-18世紀にスペインで発達した過剰なまでに施された装飾を特徴とするバロック様式の一つ。
参事会室
壁にはキリストの生涯とトレド大司教の肖像画が描かれている。天井はムデハル様式。
聖具室
部屋中に数々の名画が飾られている聖具室。
天井画は、ルカ・ジョルダーノ『聖イルデフォンソの昇天』
エル・グレコ『聖衣剥奪』
エル・グレコ『聖フランチェスコと修道士レオーネ』
ゴヤ『キリストの逮捕』
カラヴァッジョ『洗礼者ヨハネ』
宝物室
精巧な金細工が施された聖体顕示台。
回廊
巨大なフレスコ画で彩られた回廊。
回廊にいた巨大な人形たちは一体なんだったのか。