ミュンヘンで宮殿巡り
そもそも
ミュンヘン滞在記2022のスピンオフ。
ミュンヘンにあるヴィッテルスバッハ家の二つの宮殿に行ってきた話。
ミュンヘンレジデンツ
バイエルン王国のヴィッテルスバッハ家の旧王宮であるミュンヘンレジデンツ。14世紀に建設が始まり、その後増改築を繰り返す。1918年のドイツ革命後に公立の博物館に。第二次世界大戦で深刻な被害を受けたが戦後に復元・再建された。市内中心部にある。
ヴィッテルスバッハ家は1180年にオットー1世(神聖ローマ皇帝オットー1世とは別人)がバイエルン公になってから1918年まで700年以上もの間バイエルン王家として君臨し続けた家系。
レジデンツ南側のマックス・ヨーゼフ広場。
レジデンツ北側の入口。
目の前には整いまくった庭園ホーフガルテン。
中に入るといきなりザ・宮殿。歴代君主100人以上の肖像画が並ぶギャラリー。
威圧感がすごい。
16世紀にヴィルヘルム5世が建てた夏の庭園。貝殻を使って装飾されており、なぜか東南アジアのような雰囲気を感じる。
アルブレヒト5世が収集した骨董品が並ぶルネサンス様式の間。
この空間は衝撃的だった。
タペストリーの間(適当)。
装飾細かすぎの間。
どういうコンセプト。
出口を出ると中庭。いやーレジデンツ豪華すぎた。
ニンフェンブルク宮殿
バイエルン選帝侯フェルディナント・マリアが、1662年のマクシミリアン2世エマヌエル皇太子誕生を機に建設を命じたヴィッテルスバッハ家の夏の離宮。市内中心部から西へ5kmほどのところにある。
敷地内なのに宮殿が遠い。
ロココ様式の豪華絢爛な装飾が施されている石のホール(祝宴広間)。
ヨハン・バプティスト・ツィンマーマンが描いた天井画。
ルートヴィヒ1世が見初めた36人の美女の肖像画が並ぶ美人画ギャラリー。
左右対称になるように設計された、果てしなく広い庭園。