アイラ島滞在記2022(4日目)
そもそも
2022年6月にアイラ島に滞在した時の様子。4日目。
ロッホサイドホテルの朝
今日もフルブレックファストとトーストをいただく。この大きめの黒いキノコが死ぬほど美味い。
ラガヴーリン周辺散策
今日の目的地はラガヴーリン蒸溜所。事前に一般の蒸溜所見学ツアーと貯蔵庫で樽出し原酒を飲めるセッションを予約しておいた。
というわけで、バスでラガヴーリン蒸溜所に向かう。ちょうどいいところにバス停が無いのでアードベッグ蒸溜所で降りて歩いて行こうと考えていたら、普通にラガヴーリン蒸溜所前で停めてくれたので助かった。
かなり早めに到着したのでラガヴーリン周辺を散策することにした。
追いかけっこするウサギたち。キュートすぎる。
ご近所付き合いゼロの民家。
海の方へ歩いていくと廃墟らしき姿が見える。
調べると、ダニヴェイグ城という中世の要塞らしい。海と草原と遺跡が諸行無常の趣をたたえる。
ダニヴェイグ城から眺めるラガヴーリン蒸溜所。どことなく無骨な印象を受ける。
目の前には大海原。
振り返ると大草原。ポツンと置いてあったベンチに30分くらい座ってボーッとする。一瞬どこにいるのか分からなくなる。
ラガヴーリン蒸溜所
ラガヴーリン蒸溜所へ戻ってきた。
入口のギフトショップに並ぶLagavulinのボトル。
受付を済ませ見学ツアーまでこの部屋で待つ。
見学ツアー開始。まずはモルトミル(麦芽粉砕機)。壊れても直せる人が少ないという。
マッシュタン(糖化槽)
木製のウォッシュバック(発酵槽)が10基。
ポットスチルが4基。写真を撮っていいエリアが決められていた。
一通り見学すると一旦外に出る。蒸溜所から眺めるダニヴェイグ城。
最後は3種類のLagavulinを試飲して一般見学ツアーは終了。
そして1時間後にもう一つのセッションへ。貯蔵庫内で5種類の樽出し原酒を飲み比べするというなんとも贅沢なセッションだった。半世紀もの間ラガヴーリン蒸溜所で働くという重鎮イアン・マッカーサーさんと青年のコンビが面白かった。
ストレートで8杯はちょっと飲みすぎた。が、幸せだった。
翌日グラスゴーからダブリンへ
翌日午前中の便でグラスゴーに向かい、そのまま夕方の便でダブリンに向かう予定だったが、グラスゴー行きフライトが4時間以上遅延してダブリン行きの便を危うく逃しかけた。
最初から最後までポジティヴまたはネガティヴなハプニングに見舞われ続けたアイラ島滞在だった。
参考書籍
Whisky Galore Vol.22 2020年10月号