フランクフルト滞在記2022
そもそも
2022年6月にフランクフルトに滞在した時の様子。
フランクフルトはヘッセン州最大の都市(州都はヴィースバーデン)でドイツにおける金融や交通の中心。人口は80万人弱。
スピンオフ
フランクフルト中央駅
ヨーロッパまたはドイツの典型的な中央駅という感じ。
街の様子
中央駅前は糞尿のような臭いがたち込めており、ドラッグ中毒者のような人がたくさんフラフラしていた。中央駅から高層ビル街に向かうストリートもゴミが散乱していて治安が悪そうな雰囲気だった。そのすぐ背後にはガラス張りの高層ビルがいくつも立ち並んでいて、まさに資本主義の権化のような都市という印象を受けた。
まるで『バットマン』の舞台ゴッサムシティのようだった(観光地エリアはもっと綺麗で安全)。
レーマー広場
ゴッサムシティとは思えないほど可愛らしい伝統的な木造建築に囲まれるレーマー広場。冬にはドイツでも最大級のクリスマスマーケットが開催される。
ピンク色の建物が旧市庁舎でその中でも中央の建物がレーマー(ローマ館)と呼ばれる。
聖バルトロメウス大聖堂
レーマー広場周辺でひときわ存在感を放つ聖バルトロメウス大聖堂。いかにもドイツのゴシック建築という風貌。
背の高い柱とリブヴォールトの天井。
立派なパイプオルガン。
300段以上の階段を登ると頂上からはゴッサムシティフランクフルト市内が一望できる。
クラインマルクトハレ
こぢんまりしつつもお店がぎっしり詰まった市場。
色鮮やかな野菜や果物がズラリ。
チーズやパスタ、ハム、オリーブオイルも。
こちらは加工肉三昧。
ゲーテハウス
ドイツを代表する文豪ゲーテの生家。1749年に生まれたゲーテは16歳の時にライプツィヒ大学の法学部に入学するまでこの家で過ごしたという。
父親の熱心な教育があってこそ才能が開花したと言えるだろう。
マイン川
市街地のすぐ南を流れるマイン川と鉄の橋。
大聖堂がひょっこり。
リービークハウス
マイン川の南岸に位置する、彫刻に特化した美術館。古代エジプトから近代までの彫刻を展示する。
古代エジプト部屋。
円盤を投げる青年。ローマ時代に作られたギリシャ彫刻のコピー(いわゆるローマンコピー)。ギリシャ彫刻のオリジナルの多くは失われてしまったので、どこの博物館に行ってもギリシャ彫刻っぽいものはローマンコピーであることが多い。
作者不明の象牙彫刻(1610年頃)。蒐集家Reiner Winklerが寄贈した象牙彫刻コレクションの一つ。
シュテーデル美術館
マイン川の南岸に位置する、ドイツで最も古い美術館の一つであるシュテーデル美術館。第二次大戦時に建物が破壊されたが戦後に開館当時の姿を復元し再建された。
フランクフルト出身の画家オットー・ショルデラーの『ノウサギとホロホロチョウの死体』
酒場
Anno 1881にて、フランクフルト名物 Apfelwein(りんご酒)を飲み比べ。
Normalkneipeにてビール三昧。やはり店内喫煙可。
ビール1杯目。
ビール2杯目。
ビール3杯目。
全部美味かった。