正しい発音のために必要なこと

正しい発音とは「異なる音素をしっかり区別できている発音」のことです(そもそも正しい発音とは)。 それができるようになるには、まず言語によって音素の分布や発音方法が大きく異なるということを理解する必要があります。 すなわち、皆さんが学習する言語にはどのような音素が存在しており、それらの音素は口や舌をどのように動かして発音するのかを学ぶ必要があるということです。

そして理論や知識を理解した上で、口や舌の筋肉を鍛えるためのトレーニングを繰り返し行う必要があります。上記の例の場合、日本人は英語のLの音もRの音も日常で発音することはほとんどありません。そのため、それらの音を発するための口や舌の筋肉が未発達な状態にあります。

また、日本語は母音が5つあるのに対して、例えば英語は母音が10以上あり、一般的な日本語話者はそれらの音をはっきり区別して発音できません。 このように、これまでほとんど発音したことのない音を、自然に正しく発音できるようになるのは基本的には不可能です。 そのため、自発的かつ意識的な知識の理解と反復トレーニングが絶対に必要です。まさにスポーツと同じです。

実際ATHLINGUALで述べている理論や知識は、ほとんど教わる機会がありません。 留学していたり何十年も外国語に触れていたりしても、あまり発音が上手ではない(すなわち、正しい音素の区別ができていない)場合がありますが、その原因はすべて、ここで述べている知識の理解とトレーニングの欠如にあります。


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