サン・パウ病院に行ってきた
そもそも
バルセロナ滞在記2022のスピンオフ。
バルセロナにあるサン・パウ病院に行ってきた。
サン・パウ病院は、建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーが設計を手がけたモデルニスモ様式の病院。2009年まで病院として機能していた。リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーは若くしてバルセロナ建築学校の教授を務め、ガウディはその時の教え子の一人だった。彼が設計したカタルーニャ音楽堂とともに世界遺産に登録されている。
正面ファサード
入口から中庭に通じる地下トンネル。トンネルは全ての病棟に繋がっているという。
聖サルバドール分館
どの分館もイスラーム建築とゴシック建築が融合したムデハル様式で設計され、個性的で楽しい装飾が施されている。この楽しい感じが患者を癒すことに寄与するという思想が背景にあったとされる。
聖レオポルド分館
聖ラファエル分館
当時の各分館や入院設備の様子を伝える展示スペースが館内に。
聖マヌエル分館
手術棟
修道女の宿舎
聖母モンセラット分館
聖母メルセ分館
聖母カルメ分館
管理事務分館
ピンク色が多用されたユニークな玄関ホール。
ステンドグラスが美しい大階段の天井。
タイルやモザイク画などで複雑に装飾された礼拝堂ホール。
天井に独特な装飾が施された講堂のような吹き抜けホール。
天井のタイル装飾が立派な細長い回廊。
窓からは正面にサグラダ・ファミリアが見える。