ケベックシティ滞在記2016
そもそも
ケベックシティはセント・ローレンス川沿いに位置するケベック州の州都。人口は約54万人。公用語がフランス語のみのケベック州の中でも特にフランス語文化が色濃い街として知られる。1608年にフランスの地理学者または探検家のサミュエル・ド・シャンプランらが毛皮交易の拠点を設立したのがフランス植民地としての街の始まり。1755年に勃発したフレンチ・インディアン戦争の結果、勝利したイギリスの植民地となったが、それ以降もフランス系住民が多数を占めている稀有な地域。ケベックシティ旧市街は「ケベック旧市街の歴史地区」として世界遺産に登録されている。
ケベックシティへ
シカゴから飛行機に乗ってモントリオールのモントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港に到着。標識の第一言語がフランス語に。
モントリオールからバスに乗って約3時間でケベックシティに到着。時刻は19時頃。
アッパータウン(夜)
高台に位置し城壁に囲まれた旧市街アッパータウンを散策。
西の城門サン・ルイ門。門を抜けると新市街。
飲食店などが立ち並ぶサン・ジャン通り。
街中を馬車が走っている。
もう一つの西の城門サン・ジャン門。
さらにもう一つの西の城門ケント門。
ケベック州議事堂。
おしゃれな建物が立ち並ぶサン・ルイ通り。
ライトアップされたシャトー・フロントナック。
アッパータウン(昼)
昼のアッパータウン。
昼のサン・ルイ門。
昼のケベック州議事堂。
優雅な馬車。
昼のサン・ルイ通り。やはり雰囲気は北米というよりヨーロッパ。
シャトー・フロントナック前。
昼のケント門。
昼のサン・ジャン門。
新市街
サン・ジャン通りを西に歩いてサン・ジャン門を抜けると新市街。教会や住宅や食料品店などが立ち並び、より生活感ある雰囲気が漂う。
ケベック・ノートルダム大聖堂
17世紀に創建されたカトリックの大聖堂。プロテスタントが主流のイギリスに支配されていた時代にもケベックではカトリック信仰が認められていた。
勝利のノートルダム教会
17-18世紀に創建されたカトリックの教会。ウィリアム王戦争中の1690年に勝利した際に「Notre-Dame-de-la-Victoire」に改名され、アン女王戦争中の1711年に勝利した際に現在の「Notre-Dame-des-Victoires」に改名された。
シャトー・フロントナック
1893年に旧市街アッパータウンの東部に開業した高級ホテル。街一番のランドマークになっているが、元々城や宮殿だったという訳ではない。
シャトー・フロントナックの前に広がるテラス・デュフラン。
テラス・デュフランからはセント・ローレンス川を望む絶景を楽しめる。
アッパータウンとロウアータウンをつなぐフニキュレール。
カナダの先住民族が使う「トボガン」というソリを体験できるトラック。
知事の散歩道
テラス・デュフランからさらに南に向かうプロムナード。
心が洗われるような雄大な大自然。めちゃ寒い。
ロウアータウン
城壁外の崖下に広がるもう一つの旧市街ロウアータウン。
雑貨屋や土産屋などが立ち並ぶプティ・シャンプラン通り。
ケベック港
適当に歩いていたら誰もいない港に来てしまった。
港から眺める旧市街の街並み。
戦場公園
フレンチ・インディアン戦争中の1759年に勃発した激戦の舞台となった場所。別名アブラハム平原。
砲台と倉庫のような建物が残されていた。
スキーで移動している人がいた。
あのサッカーのやつのアイスホッケー版。
マルシェ
港近くにあったマルシェ(市場)。後に閉鎖されたらしい。
パレ駅
ケベックシティの中央駅。
外観がシャトー・フロントナックに似ている。
ここから次の目的地モントリオールへ。